インドネシアの豆知識―国旗について
2017-04-06
インドネシアの国旗は、上に赤、下に白を配した横二色旗となります。
これは、1945年の独立時に制定された国旗で、赤と白は13世紀末の発祥と言われる伝統的な国民色で、
白色は潔白を、赤色は勇気を表わし、この2色の組み合わせで潔白の上に立つ勇気という意味を持つそうです。
同時に赤と白は、太陽と月を表しています。 配色はモナコ公国国旗と同じであるが、縦横比の違いでその違いを区別しています。
インドネシアの国旗は縦横比が2:3で、モナコの国旗は縦横比が4:5となります。国旗として採用された時期から見れば、
モナコ国旗の方が、その歴史は古く、その似過ぎた見た目から変更を争っていたこともあるようです。
ちなみにインドネシアとモナコ公国の赤白の横二色旗を上下逆さまにした国旗は、どこの国かご存知でしょうか?
答えは ポーランド となります。縦横比は5:8となってます。
国旗の縦横比は慣習的には2:3で制作されている国が多いようです。中には縦横比について定めていない国もあります。