M/V SITC KANTO(1,800TEU型シリーズ) 横浜へ初入港
2016-11-21
平素より、弊社サービスをご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
先週末(11/18-20)、弊社1,800型エコシリーズ新造船 SITC KANTO号が名古屋港、京浜港(東京港、及び横浜港)に初寄港し、各寄港地において初入港歓迎式典を開催頂きました。
横浜港において、横浜市港湾局、横浜川崎国際港湾㈱ 横浜港振興協会の主催により本船初入港を記念し、
横浜市港湾局 局長 伊東様、横浜川崎国際港湾㈱ 営業担当係長 幡野様、㈱日新 常務取締役 枡田様など多数の方に訪船頂き盛大に歓迎セレモニーを開催頂きました。
式典では、 伊東港湾局長から以下の歓迎の挨拶を頂きました。
「イン シェン リン船長をはじめ、乗組員の皆様、横浜港を代表しまして、「SITC KANTO号」の初入港を心より歓迎申し上げます。また、今回の初入港に際しまして、多大なご協力をいただきました関係者の皆様、本日お立合いいただきました皆様にも厚く御礼申し上げます。本船は横浜港が位置する関東地方の名を付されており、この特別なコンテナ船を、このたび、横浜港に初めて入港いただき、大変光栄に思います。このコンテナ船は、1,800TEU型シリーズとして、省エネルギーと二酸化炭素排出量削減のニーズにも対応された、最新鋭の船舶だと伺っています。
こうした船舶を、横浜港に就航する定期航路に投入していただいたことは、横浜港の温室効果ガス削減の取り組みの更なる強化につながるものとして大きな期待を寄せています。先週の10日には、ベトナムでセミナーを開催されたと聞いております。今後もこのような成長著しいベトナム発着の貨物を、さきほどのホワイト・エクスプレス・ラインを軸に、横浜港にぜひ集貨いただき、昨年20周年を迎えられた貴社と共に、横浜港を大きく発展させていきたいと考えております。最後になりますが、本日ご列席の皆様のご健勝と、「SITC KANTO号」の航海の安全を祈念いたしまして、歓迎の挨拶とさせていただきます。本日は、誠におめでとうございます。」
続いて、横浜港代理店㈱日新 常務取締役 枡田様より
「SITCさんは1992年に設立され25年になるが、SITCはハイスピードで発展されている。 国内には10以上の代理店を持たれており、我々もTEAM SITCとして、集荷・オペレーションを日夜努力しております。 SITCは日本各港に配船されており、当初は日中間を行っていましたが、近年においては東南アジア、更に西に向かっていくのではないかと思っており、我々も一緒になって、協力してまいりたいと思っております。 世界的には海運不況で再編買収統合があり、韓国では予想もしなかった倒産もあった。 SITCは安全・安心・安定をモットーとして、マーケットを先読みした確実なサービスを展開し、運航本船に関しても、新たな本船を導入し、お客様のニーズに答え、日々向上しております。 我々もSITC様と一緒にシームレスなサービスを更に強化をし、SITCの成長発展に努めてまいりたいと思っております。 最後になりますが、SITC KANTO号の安全運航と安全作業、またSITC様の益々のご繁栄祈念いたしまして、祝辞とさせて頂きます。」
と祝辞を頂きました。
最後に、弊社呂代表取締役社長より、
「当該本船は2016年5月に竣工し、SITC 1800シリーズの最終船であり、SITC JAPANの提案で最後2隻は日本地名を命名致し、非常に光栄に思っております。 竣工後半年をすぎ、初めて日本の港に寄港した事を嬉しく思います。 当該本船が投入されているVTX-2航路は横浜港と中国上海、ベトナム・タイを結ぶ航路となり、お陰様で横浜出港時点で満船となりました。なぜ満船になるかといえば、チームSITCの集荷力・横浜港の皆さんの創貨力がこのような結果を生み出していると思っております。 今年7月よりWELのサービスを開始し、北海島・東北と横浜経由で中国・東南アジアへのサービスを開始いたしました。正直、ここまで盛り上がるとは当初予想していませんでした。今後更に貨物量は増加すると思っております。経済力の強い日本であるからこそ、横浜経由でアジアと世界と結べるのではなかと思っております。 コンテナ船ビジネスは非常に厳しい状況が長く続いておりますが、これから若干の回復は兆しが見えはじめている。そこを突いたとはまだ言えないが、マーケットの変化が大きく起こっている。 ぜひ、横浜港湾局とYKIPの皆さまと手を組んで、このチャンスをつかんで、横浜港のそこ力を発揮して、更に日本の地方港と、世界各港を結ぶ中枢になってもらいたいと思っております。 一方、アジアに関しては、昨日までホーチミン出張しておりましたが、非常に盛り上がっております。ベトナムのみならず、タイでも非常に盛り上がっており、本社、アジア各ブランチと一丸となって、営業強化、マーケティング強化を行っている。 このような皆さん及びチームSITCの連携により、横浜とアジアとのパイプを大きくしていきたい。 躍進する横浜港と一緒にSITCも成長してまいりたい。」
と式典の御礼共に、今後の抱負を含め挨拶させていただきました。
その後、記念品贈呈頂き、全体で、記念写真を撮影いたしました。
本船は、コメントにありますように、多数のお客様に船積み頂き、お陰さまで、満船にて11月20日早朝に、横浜港出航いたしまして、中国・東南アジアへと航海を続けております
式典は盛大に行われ、開催頂いた皆様にはこの場をお借りして心よりの感謝を申し上げます。
是非、SITC KANTO号をご利用頂けますよう、宜しくお願い申し上げます。