香港経由－中国華南地域向け輸送貨物 非戦略物品の事前確認について
香港経由で中国華南地域（パールデルタ諸港）へ輸送する機械類は、戦略物品に該当する場合は香港－中国間の輸送許可の取得が必要です。
その為、船積み受付時には、輸出貨物が非戦略物品であることを事前に確認しています。
下記の香港特別行政区政府「戦略物品管制制度」のウェブサイトでは、製品の「名称(Brand Name)」、「型番(Model No.)」、或いは「(Product Description)」のいずれかを入力することで、非戦略物品であるかどうか確認できます。検索結果が「No Licence Required」と表示される製品は、非戦略物品として登録されているため、船積み前の事前確認作業が不要となります。
昨今の香港ターミナルのバース混雑の影響により、香港寄港船社のPunctualityが低下しています。
そこで、弊社SITCも香港ターミナル寄港サービスはございますが、本船運航の遅延率が少ない"Mid-Stream"オペレーションを推奨いたします。現在、SITCは、関東、東海、中京、関西、北九州発着の計4航路で"Mid-Stream"を行っています。
"Mid-Stream"オペレーションは、外洋船がターミナルに着岸せずに、沖で艀へ直接コンテナを載せ換えする荷役です。その為、バース混雑を回避し、香港及び華南発着のトランシップ貨物を快速で輸送することができます。